第92回未来構想フォーラム

 『 日本再生の構想を語る 』講演メモはこちら
   
発題者:中條 高徳 氏 アサヒビール名誉顧問

    「歴史を見直し,民族の誇りと公の精神を取り戻さなければ
     明日の日本は無い。今がその最後に残された機会である。」

と き : 2009年12月10日(木) 18:10〜21:00

    総合司会:濱川一郎 18:10-15
    開会の辞:大橋武郎 氏 ネービークラブ代表 
    承前発題:「日本は何を目指すか?」大脇 準一郎
    基調講演:中條 高徳 氏           
             
    コメント:「海外から見た日本」松元洋氏NPO日本行動センター代表    
           マケドニア在住 
    質疑応答

    閉会の辞:一色宏氏  「遺書の美学」

         収容所(ラーゲリ)から来た遺書

ところ: 渋谷区勤労福祉会館 2F、第1洋室 Tel:03-3462-2511

中條 高徳 氏

経歴:1927年昭和2年(1927年)長野県に生まれる。陸軍士官学校60期生。
旧制松本高校を経て、学習院大学文政学部卒業後、アサヒビール入社。
常務取締役営業本部長として崖っぷちに立たされたアサヒビールを、「アサヒ
ビール生まれ変わり作戦」の総指揮官として見事に立て直して見せた知将。
代表取締役副社長。アサヒビール飲料会長を経て、 アサヒビール名誉顧問。
(社)日本国際青年文化協会会長、日本戦略研究フォーラム会長、
日本教育再生機構の賛同者。

■主な著書
「誇れる国
『孫娘からの質問状―おじいちゃん戦争のことを教えて』
『孫娘からの挑戦状?おじいちゃん日本の事を教えて』
『立志の経営』
『アサヒビール再生の要因 小が大に勝つ兵法の実践』
事の成るは成る日に成るにあらずアサヒビールの奇跡−小説』
『兵法に学ぶ-勝つために為すべきこと-』
『魂を抜かれた日本人 歴史に学ぶ日本人の生きざま』
主 催:NPO法人 未来構想戦略フォーラム 協 賛:地球市民機構
連絡先:Tel&Fax:0422-26-9155 

=================「誇れる国」より============================

昨今の新聞・テレビ報道を見聞するにつけ、気になることがある。ひつとは政
治家の指導力・決断力・言葉の力・外交力の欠如であって、わが国のトップリー
ダーたる人たちの“矮小化・幼児化”が目につく2つは、子供が親を殺害した
り、逆に親が子供を殺害するなどという、信じられない事件が多発しているこ
とだ。3つには、年間3万人を超える自殺者が出ていることである。・・・・・
この60年の間に日本人は何か大切なものを失ってしまってのではないか?
結論を言えば「国家観」「義務」「叱ること」「褒めること」「忍耐」の喪失だ。
戦後5つの忘れ物である。

世界から尊敬される国造りをしよう

法が存在することによって国民が不利益を受けるような場合は、憲法と言えど
も変える勇気こそがはるかに尊い。日本の常識が世界の非常識と言われるよう
になったのは、悉く、憲法にあり、教育基本法に根ざす。日本の全てが悪かっ
たから負けたのではない。弱かったから負けたのだ。・・・。

世界の人たちから尊敬される国造りをしよう。憲法前文のおとぎの国の物語の
のようなことを叫んでいるだけではナメられることがあっても尊敬はされない。
そして国旗・国歌というものは、自己と自国の誇りの象徴であると同時に、世
界に対して公正と義務を果たすという人類的使命を宣言する素晴らしい日本人
の象徴になるはずである。



昨日は感動的なお話をありがとうございました。参加者も大変な感動を頂いて
感謝の電話やFaxがありました。

1、お話をお伺いしているなかでいくつかの原稿を思い起こしましたので
添付させていただきます。

)子供にとって母親、母親教育が重要であること
 「母への献詩」一色宏氏 添付


家庭再生から日本再生を」鈴木博雄氏
 http://www.miraikoso.org/before/59miraikateisasei/59miraikateisaisei.html

「教育改革の核心」

http://www.miraikoso.org/before/54mirai/54Miraimemo_20060917.html.doc

人が育つ喜び」http://www.upf.cc/~owaki777/sanko/Hitogasodatsu_suzuki.html


2)在米の那須聖先生(元毎日新聞論説委員、外交評論家)、今年で94歳です
が講演の為に毎年来日されます。最近『霊の正体』(たま出版)という本を出
版されるのに出版社が見つからず、小生がお手伝いしました。先生があとがき
に東大法科出身の戦友のことに触れられ、戦争の重荷を背負われたまた1人の
方であることを思いだしました。

2、次女千恵子をお褒めいただき、大変光栄に思い、素直に喜べました。
親ばかかも知れませんが、千恵子とウクライナの教授の手紙を添付いたします
のでご笑納賜れば幸いです。

3、磯村先生、西原先生らの記録をお送りします。
知識の社会的還元をモットーに本会のNPO活動を継続しています。人間に最
も必要な空気、日光、水、この五体も無償で頂いたものですが、致知のように
世の中の貢献とビジネス的継続の両輪を調和させていることは敬服いたします。

「美しい日本の構想〜世界に愛される日本の文化〜」
http://www.miraikoso.org/before/63mirai/7.12/7.12info.html
         ご希望でしたら小冊子をお送りします。

「日本の新たな平和国家戦略」西原春夫
http://www.miraikoso.org/before/35mirai/35mirai_Nishihara.ed.doc