“自由・平等・民主主義・人権”を標榜してきた近代社会は、今日、その文化の限界を露呈して
  います。他国の例にもれず、わが国も深刻な文化的危機に直面しています。今こそ、節度や清廉さ
  を伴う高邁な精神を取り戻し、自国のみの発展だけを願うのではなく、地球村家族”共存・共栄・
  共義を目標に掲げた人類共通の普遍的理念を創出し、世界に積極的に働きかけるべきです。
   本フォーラムは、国際的視野から、日本文化の世界貢献の可能性を探ろうとするものです。

                  フォーラム・スケジュール】

日時:平成19712(木)P.M6:409:40

       開場:P.M.6:15 開演;6:40

◎プレ・コンサート:グループ・シオン  6:406:55
来賓挨拶:邑上守正 武蔵野市長ほか7:00-7:10

  基調講演:「美しい日本の創造」
  ─
パリでの発見磯村 尚徳 氏  7:108:20

        パネル・ディスカッション  8:30935

「新しい文化・平和の創造を目指して」
     柿澤弘治 氏 小松昭夫 氏 松本道弘 氏

●閉会の辞一色 宏 氏 未来創庵 庵主 P.M.9:35-9:40

磯村 尚徳 
1929年東京都生まれ。小学時代トルコ・フランスで生活。‘53NHK入局インドシナ,中東,パリ特派員,ワシントン支局支局長。「ニュースセンター9時」初代キスター,ヨーロッパ総局長報道局長,特別主幹。
ユネスコ特別顧問, 1995-2005

   パリ日本文化会館初代館長

柿澤 弘治 1933年東京生まれ。東京大学経済学部卒

大蔵省入省。外務省,経済企画庁へ出向

参議院議員。1994年自由党結成,党首

外務大臣(羽田内閣),欧州と日本文化交流に貢献,現在;東海大学平和戦略国際研究所教授,柿沢総合政策研究所代表

小松 昭夫  

1944年島根県生まれ。‘73年小松電機産業を創業。94HNS研究所(現、人間自然科学研究所)設立。会社経営のみならず国際・国内の社会問題に対し提言・活動中。()人間自然科学研究所理事長,小松電機産業椛纒\取締役,孔子文化大学客員教授

松本 道弘  

;NHK上級英語講座講師,米国大使館同時通訳,名古屋外大教授。英語道提唱、「英語界の武蔵」英語の達人;著書:「武士道と英語道」日本らしさ」を英語にできますか?対訳;五輪書,110冊以上。現在;国際ディベート学会・会長,紘道館館長

 

主 催NPO 未来構想戦略フォーラムhttp://www.miraikoso.org
    協 賛:NPOローハスクラブ,(財)人間自然科学研究所,NPO国際技術交流支援協会

NPO日韓文化交流協会,杉並区東倫理法人会,山元学校、未来創庵,世界芸術文化協会
      NPO日本箏曲楽会,NPOアジア文化産業機構,潟Aースメディア ほか

後 援武蔵野市,武蔵野市民芸術文化協会

    連絡先:未来構想 事務局Tel&Fax:050-1038-1160 e-mail;e-mirai@igtv.net

180-0002 武蔵野市吉祥寺東町1-23-20-1 携帯:070-5464-3614

振込先:東京三菱銀行 吉祥寺支店店番220 普通預金 口座番号2262400

            

今、わが国は、深刻な文化的危機に直面しています。自殺やいじめの急増、                  
親子の惨殺事件などは,その表層現象の一部に過ぎません。まさに,現時点は,                   
わが国および世界の将来が発展に向うか、衰退に向うかの分岐点であるとも                   
 言われています。危機の認識こそが、新しい文化の創出へ向けての出発の原点            
 です。『西欧の没落』が叫ばれた欧米においても、各地で見事な蘇りの兆候が                   
 見られます。戦後60余年、恥の心を失った日本人は、今こそ、節度や清廉さ            
  を伴う高邁な精神を取り戻し,“物から心へ”価値観の大転換を図るべき時です            。

             新しい生命(いのち)は,共通因子の基盤の上で,異質因子同士の融合により
                     誕生します。磯村氏が「パリで発見した日本文化」は,西欧人の共感から生ま
                     た“アール・ヌーヴォー(新しい芸術)”でした。わが国の現今,最大の課題は,
             “諸民族から共感を持って迎えられる普遍的理念の創出”にあると言って過言
                     ではありません。

            我々日本人は、長きに亘り豊かな自然に恵まれ、父祖からの遺産を継承し
                     つつ、「上から与えられる」文化の下で暮して来ました。「お上」のあらゆる
                     横暴や不祥事にもじっと我慢の状態を続けています。ところが、現在、我々が
             その圧倒的影響下に暮している現代文化は、「個の発見」,「自由と民主主義」
                    「下意上達」,「民の側からの働きかけ」により創り出されているものです。
                     未来に必要なのは、単なる非生産的な「お上」の批判・否定ではなく、「官民
                     の融合」であり、官の傲慢体質から脱却した「奉仕」、民の依存体質から脱却
                     した「自助努力」です。    

        日本および世界の未来に思いを致す私達は、未曾有の文化的危機を痛感し、
                    自らの理念の達成のために、政府機関など他者の活動に依存することなく、
                   「市民の立場」から立ち上がりました。私達は,世界の中でもっとも恵まれた
                    環境に暮しながら、「世界の動きを読めない」と云われ、世界の同胞の悲惨な
                    現状を見て見ぬ振りをしています。自らの保身と享楽に狂奔する民族に未来
                    はありません。

         本フォーラムの趣旨は、国際的視野に立って日本と世界を見つめ直し、
                     日本文化が世界に貢献できる可能性を探ろうとするものであります。
                     ここに、皆様の絶大なるご協賛を賜りたいと心から念願する次第であります。

平成19年6月吉日

7.12 日欧文化フォーラム 実行委員会

……………………………………… 参 加 申 込 書 ……………………………………………

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