1981、7月コスタリカで世界大学総長会議(IAUP)で世界平和年と国際平和デーが
提案され、その年9月の国連総会で満場一致で採択されました。
国連世界平和年は1986年、国連国際平和デーは1982年年より、毎年9月21日に
実施されています。

当時、世界大学総長会議(IAUP)の会長であられた趙永植総長が国連で採択された
時の感動の喜びを唄った「平和の大合唱」の平和への篤い平和への想いをご紹介をいたしま
す。


コスタリカでのIAUPには日本から30大学総長、小坂善太郎元外務大臣ご夫妻が参加されいました。

    “平和の大合唱” 
  −「平和の日」が上程されている間、国連で−

人類の安全、福祉、平和の殿堂 国連が「平和の日」を制定した
さあ 人類皆立って合唱しよう 両手を高くあげて賛美しよう

今こそ解いてみよう 過去の悪い夢を 戦争を追放し 平和をたてよう
財産を焼きはらい 視線をこえて 正義を名とし戦った戦争の英雄たち

何と多い生命を死に至らしめたことか 戦争で得た栄光は地獄の栄光

生きた歴史のおしえは何を示すか 蓋をあければみな虚妄な野望の影
吾等は人類同胞 一つの家族 何故にあい憎しみ 互いに殺しあうのだろう
二度とくりかえすものか 二度とその美名に騙されるものか

戦争では 幸福が得られない 征服では 平和がもたらせない
だから どれほど無意味な会談でも なお戦争よりはましだといえよう

人類よ 声をはりあげて合唱しよう 国連が「平和の日」を宣布したのだ
            ◇       ◇
 吾等は“地球村”の一家族  あい助け あい信じ そして明るく
 永久的な平和な道を求めながら 愛と協同で平和をもたらそう

目の前にちらつく蝶々の舞い 鳥たちのさえずるラプソディー
柳の芽が出る 谷川の水の音 耳に至り静寂を破るは宇宙の読経か
見て美しく きいて心地よい これこそしあわせであり 仙境そのものか

お互いに愛すれば これ天使 にくみあえば 悪魔となる
心をとざして相対すれば戦いとなり 胸襟を開き相語れば平和となる

破壊による建設は信じられぬこと 戦いにより楽園をたてるとは はかない妄想

平和は凱旋よりも貴いものである 征服により楽園は得られない
人間が戦争を征服しなければ 戦争が人間を征服するであろう
人類たちよ あいともに万歳を叫ぼう 国連が「平和の年」を宣言したのだ

太陽は求めるものの前にあらわれ 願いは努力する者にかなえられる
明日は今日を生きる人の心次第 美しい理想を放棄することができようか

方寸の中 憂えるところなく恥じることなし 善なるところに幸いあり 天国がある
誠実と勤勉に貧苦も追われ 愉しい 安らかだ 天下泰平だ
正しく生き相共に行けば楽土となり お互いに押し合い踏みにじる時は苦痛となる

世界人類の平和の道はほかにない 理解と協同で相共に生きる道
自分だけを思うときは争いが起こり 吾等を意識するとき 繁栄きたる
「最後の戦争」の名をもってしても 戦いはこの世から戦争を追放することができない

愛のあるところに楽あり 憎しみのあるところに破壊がある
異邦の人も 愛すれば家族となり 一族も 相憎むときはあだとなる
人類よ 皆々讃美しよう 国連が「平和の旗」を空高く掲げた
 
大自然の秩序と調和をたたえよう 人類世界の協同団結を固く誓おう
真理は万物の中に内在し きわめ求める者に発見され かち得られる

小さい火種が燎原の火となる 第一、 二次世界大戦しかり
人類の終末を告げる前に覚醒せよ 核大戦起これば歴史文明みな焼け野となる
いかに小さい侵略も断乎排撃しよう これが世界核大戦の火種になる

何人による火遊びも これは人類の敵 すべての人類は立って糾弾し 制裁を加えよう
平和は強国のみにまかせられない すべての人類皆々たたねばまもれない
平和のためにはげむ者に幸あれ 彼等こそ まさしく神の子なのだ

人間は事をはかり 神はこれを決定する 神は吾等の計画にほほえみを送らる
ひばりさえずるあの丘のかなたに オウトピアの楽園 吾等を待っている
人類よ 皆々立って舞い歌おう 平和のラッパの音全宇宙にこだまし
国連の「平和の旗」空高くはためく 万歳を叫ぼう もろ手を高くあげ
人類の宿題なる! 永久平和万々歳!


 1981.11.25   
世界大学総長会議(IAUP)会長 趙 永植(慶煕大学総長)


韓国における「オウトピア」と「新しい人間観」 前川桂恵三・松下政経塾第24期生 2005.10

「21世紀におけるNGOの役割」 
The 1999 Seoul International Conference of NGOs
   大会期間:19991010日〜16(7日間)

なお,86 国連世界平和年論集『平和の研究』(604ページ)が刊行されたいます。
これには国連、ローマクラブのA.ぺチェー氏、世界の大学総長等の世界平和への
メッセージが収録され,日本版は善本社より刊行されています。

国際平和デーInternational Day of Peace出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』)

1981年以降、毎年9月21日国際平和デーである。世界平和デーWorld Peace Day)とも言う。
この日は平和に、特に戦地なら一時的に停戦など戦争の欠如等に捧げられる日。多くの国、政治集団、
軍事集団、そして人々に挙行されている。この日を始めるために、国際連合本部ビル日本の平和の鐘
鳴らされる。この鐘は当時の加盟国すべての国々の子供から集められた
コインが融かしこまれている。
日本の国会から送られたもので、"世界絶対平和万歳"と刻まれている。

歴史
 1981イギリスとコスタリカ9月の第3火曜日(総会の通常会期が始まる日)を平和の理想を記念し、
強化する日、国際平和デーとして提案、
国際連合総会で決議されたた。

1982最初の国際平和デーを迎えた。

2001年、日付が第三火曜日から921日に変わった。イギリスとコスタリカの
   新しい決議が総会を通り
、日付を固定し、全世界的な停戦の日であると発表した。

2005、国際連合事務総長のコフィー・アナンは、この日を記念するために
24
時間の停戦非暴力を世界にもとめた。

2006年、国際連合事務総長のコフィー・アナンが平和の鐘を鳴らした。
    この年国連は、
"平和と世界中の個人と集団とコミュニティが平和を
    達成するための思想と行動を連絡し完遂するよう奨励するためにでき
    ることはいろいろある。
イギリスは最初のかつ公式な国連国際平和と
    非暴力デーを
グレーター・マンチェスターロッチデールで確認した。
   これは
Peace Parade UKによって行われた。と断言した

2007年、国際連合事務総長の潘基文はニューヨークの国際連合本部ビルにある
    平和の鐘を鳴らし、
921日の24時間は停戦し、一分間黙とうするよう
    世界中に求めた。
カトリック教会は、1968年から、世界平和デーを毎年1月1日にしている

国際平和デーとは

 国連が定めた平和の記念日です。すべての国、すべての人々にとって共通の理想である国際平和を記念、
推進していく日として、すべての国連加盟国、国連機関、地域組織やNGO、そして個人に対して、この日を適切な
方法で祝うよう呼びかけています。国連が「国際平和デー」を最初に宣言したのは1981年です。従来、
「国際平和デー」は毎年9月の国連総会開会日に制定され、開会式では各国代表がこの日を記念して
1
分間の黙祷を行うことが慣例となっていました。2002年からは、毎年921日を「国際平和デー」に定め、
以後、世界の停戦と非暴力の日として、すべての国と人々に、この日一日は敵対行為を停止するよう働きかけています。
 国連には「国際平和デー」をはじめ「世界環境デー」「軍縮週間」「国際淡水年」など様々なテーマを記念する
国際デー、週間、年が数多くあります。これらは国際社会がその日、または期間を通じて一つの共通した問題に
取り組むために制定されるもので、通常、全加盟国の代表から構成される国連総会の場で決定され、加盟国は
官民合同で、そのテーマに取り組むことが求められます。

国連での「国際平和デー」 記念行事
 ニューヨークの国連本部では、毎年この日に国連事務総長が「平和の鐘」を鳴らす特別記念
行事が行われます。この鐘は60カ国の子どもたちが集めた硬貨で鋳造され、日本政府から国連に寄贈
されたものです。
 この他、毎年、国連広報局が近郊の学校の生徒や各国の若者を国連本部に招き、「国際平和デー」を
記念した交流プログラムを開催しています。そのハイライトとして、子どもたちが国連旗と国連加盟国の
国旗を掲げながら一国一国の平和を願うフラッグセレモニーが行われます。

世界各地での「国際平和デー」記念行事
 世界各地においても、毎年多くの地域や市民団体、学校などが「国際平和デー」を祝した様々な取り組みを行っています。
以下は昨年、国連本部に寄せられた報告の一例です。

国連とは
 「国際連合 (United Nations = UN)」は、世界の平和と経済・社会の発展のために協力することを
誓う国々が集まった機関。本部はアメリカのニューヨーク。平和を愛する国ならどんな国でも
国連に加盟することができ、加盟にあたり国連の憲法ともいえる「国連憲章」の目的と
規則を守ることを約束します。現在
191の国が国連に加盟しています。日本は1956年に
80番目の加盟国となりました。日本では国連本部の窓口である国連広報センター(東京・
渋谷
UNハウス内)が国連に対する広報活動を行っています。

 ネットワークを創ろう!

         

ネットワークを創ろう! あなたが書く手紙を使って、

あなたが交わす会話を通して、 あなたが参加する会合の中で

あなたの基本的な信念や夢を打ち明けるために、

あなたの世界へのビジョンを他の人たちに語りかけるために

ネットワークを作ろう
 

思想を通したネットワーク、行動を通したネットワーク、

愛情を通したネットワーク、精神を通したネットワーク

あなたは世界の中心だ。あなたこそいのちと友情の

自由でかぎりなく強い源だ

それを強くしよう、それを伸ばそう、

それを拡げよう それに日々思いをはせよう
 

そしてあなたは奇跡が起こるのを見る。

巨大な権力や媒体や独占世界の中で

あなた自身のいのちの偉大さを見る

ネットワーキングこそ 新しい自由

新しいデモクラシー 新しい幸福だ

 Robert Muller is a former UN Under Secretary General to three UN Secretary
  Generals who initiated 12 of 32 Agencies.
http://www.robertmuller.org/

He was an international civil servant with theUnited Nations. Assistant Secretary-General for 40 years, his ideas about world government, world peace and spirituality led to the increased representation of religions in the UN, especially of New Age Movement.
He was known by some as "the philosopher of the United Nations

「私は、あらゆる利害関係者のお役に立てるよう、精力的な活動に努めます。特に、国連を一層人々に近づけるための取り組みの一環として、私は市民社会に対話の道を歩ませるよう、全力を尽くしていく所存です。また,人道援助機関,財界,そして世界のその他,市民社会要素に対し、援助と参加を働きかけていきます。それが国連のためにもなるからです。」潘基文国連事務総長就任演説

「衰退に至った文明の歴史の中に、必ずしも実現すること成功しなかったとしても、
事態を収拾する別の解決法が発見されたことが認められる。それが“協調の理想”で
ある。その精神が現代に現れたのが、国際連盟と国際連合である。国連そのものは、
世界のそれぞれの国の人民とは直接つながっていない。政府を通じてつながっている。
人民に直接つながる国連が必要である。」   
A.トインビー「歴史の研究」


 
M. Gandhi

非暴力:「我々人間は、どこへ行こうとも人々の心に 平和と非暴力の種を蒔き続けることに命を捧げなければならない


個人・良心・自己主管 信仰:あなたが、他の人々に求める変化を自分で行いなさい。

私は法を無視するのではありません。人間の存在から響いてくる最も高い法, 即ち良心の声に従っているだけです。                
「人は、自らの内面から、自身の平和を見いださねばならない。そして、真の平和は外界の状況に左右される
 ものであってはならないのだ。                       

 死ぬ覚悟ができていれば、人は自由になれる。

束縛があるからこそ 私は飛べるのだ。悲しみがあるからこそ 高く舞い上がれるのだ。逆境があるからこそ 私は走れるのだ
涙があるからこそ 私は前へ進めるのだ


愛・許し・寛容:「人間性への信頼を失ってはならない。人間性とは大海のようなものだ。ほんの少し汚れても、海全体が汚れることはない。」

 世界の不幸や誤解の四分の三は、敵の懐に入り、彼らの立場を理解したら消え去るであろう。

もし、ただ一人の人間が最高の愛を成就するならば、それは数百万の人々の憎しみを打ち消すに十分である
私はヒンズー教徒でありイスラム教徒でありキリスト教徒でありユダヤ教徒です。枝は違っても皆、一つの木なのです。

「イギリス人が敵なのではなく彼らの考え方が敵なのであり問題さえ解決すれば必ず良き友人になれる」

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