「国際協力市民フォーラム」
─国際協力の現状と課題─
2008.7.16 於東京都南部労政会館第6会議室
テーマ「国際協力の現状と課題」
開会の辞 大脇準一郎氏
1. 後藤新平「金を残して死ぬのは下だ。仕事を残して死ぬものは中だ。人を残して死ぬのは上だ。」
の言葉の如く、人を育てる教育の重要性は経済協力より大切。
2、「私たちは社会を変革するために人間の魂に変革をもたらさなくてはならない。」A.キング。
70代〰80年代。ローマクラブは崇高な人類の目標を掲げ頑張った。第7レポートは教育。
市民が地球的課題にどのように自発的に活動するようになるかが課題であるというのが
彼等のたどり着いた結論であった。
3、 トルストイ「人生にはただひとつ疑いのない幸福がある。人のために生きることである。」
なぜボランティアをやるのか?心から歓迎してくれる。やりがいがある。金では買えない喜び。
3つの言葉。ここより、一人一人の心に灯を灯してゆけると思います。
第一部:活動報告
アフリカからの報告
NGOハートオブガーナ代表 野村晏子氏
ガーナの子供と女性の自立をめざして、1996年より活動。
ガーナ共和国について:2300万人。赤道上、本州くらいの大きさ。宗教は
半数がキリスト教。イスラム教15%、公用語は英語。国旗の赤は独立の血。
黄色は鉱物資源。緑は森林。ブラックスター、主要貿易品はカカオ。
ガーナと日本との関係は、ガーナ大学に野口英世研究所がある。小泉首相が
アフリカ賞を創設。2008年5月に授与。ガーナ大学には野口研究所がある。
細菌研究の中心。農村にはあり塚がたくさん。2000年に選挙があり多政党に
より安定した政治が行われている。小学校中退が70%。ストリートチルドレンが
たくさん。
1.1997年11月より女性の職業訓練所(家具製造、自動車工など)を開設。
14名を集めて開校。美容コースも。日本からだけでなく世界銀行などの援助を受けて
20ヶ月の職業訓練プロジェクトを開設。エイズ予防教育。学校卒業者を対象に実施。
演劇を通じてわかりやすく教える。各地方でも行いセミナーだけでなく教育終了後
エイズ予防教材、終了所などを贈呈。約5000名に教育。参加者のカウンセリング
センターを立ち上げる。女性の職業訓練校を立ち上げる。
2.エイズ予防教育。
演劇を通してわかりやすく教育。カウンセリングセンター設立する。
2. 里親奨学金制度:学校から推薦された子供を対象に毎学期ごとに児童の成績、
健康状態を報告してもらい、自立まで支援する。小学生が 高校生にまでなった。
高校は学費が高いので支援者を集めて支援をはじめた。6月・7月に行ってきた。
私の孫と同い年でとてもかわいい子がいた。
3. 青年のスポーツ支援:バスケット・空手を屋外で自主的に練習している。
ナショナルチームに次ぐ実力。自立までの支援。小学生12名より出発。
4. 日本での活動:外務省主催のアフリカンフェスタに2003年から毎年参加(6回)。
チャリティコンサートを2000年から今年1月まで開催。広報渉外支援活動。
医療器具を贈呈してもらう。名古屋の小学校の絵をガーナの子に渡し、
ガーナの子の絵を交換に持っていった。里親からの手紙。生活用品を売って
生活を立てる子供たち。自立支援を今後も継続して行ってい行きたい。
NGOハッピーLIBERIA代表 長谷川愛優美氏
14年間、現地ボランティア活動している。アフリカ初の女性大統領。
リベリア共和国が内停戦中の1994年より入国。14年間活動。年に一回はいきながら
学校プロジェクト、女性と子供たちの支援。
USドル。公用語は英語。雨季と乾季。339万人。国教はキリスト教。リベリアドル
アフリカ初の女性大統領。1989年より16年間内戦。少年兵、子供たくさん犠牲に
なっている。国の郵便局も焼かれて窓も落ちている。郵便物も届かない。一番被害を
受けた女性や子供の支援。3000円で200人の子供にパンとスープを食べさせること
が出来る。学校に行かずに子供を抱えている人たち。子供たちは学校へ行きたいという
のが希望。託児所を作ってほしいと頼まれる。託児所や幼稚園を開設する。
昨年10周年記念のイベント。サッカーのボールひとつで遊びができる。人気がある。
サッカーボールを現地に必ず持っていく。ユニフォームがほしい。内戦後初めて日本人の
子供がリベリアを訪問。学校をレンタルしてきた。がんで倒れた仲間からも何かを残したいと
頼まれた。
今年中に学校を建てたい。学校建設のお金を送ってまず、柵を作りたい。
アフリカとの親善:日本に子供たちを招き、ホームスティ。学校訪問をして、太鼓、ドラム、
歌を教えた。内戦の体験談、子供たちから「親がいない子供がいるんですか?」という質問
があった。日本の生徒がアフリカの現状を知る。ホームスティしにきた。TICADの時に
大統領の食事を作った。「リベリアを愛してくれてありがとう」と言われた。夕食会に
大統領から招待を受けた。リベリアに行ったときにも大統領に表敬訪問。内戦後すぐは
国連の調査団を通じてお金を送った。学校支援金お願いします。
主婦が見たアフリカの実像 羽上リツコ 氏
1987年、ウガンダの主人(Magoola氏)と結婚。1988年~1996年移住。
1988年の3月に行った。96年までは子育て。それ以降は行ったりきたり。
経済活動をしながら主婦として活動している。
ウガンダは、ケニアの隣にある赤道直下の国、日中、30度。標高1200m。
夕方からは、涼しい。日本のような暑さはまったく感じられない、さわやかな国。
気候で困るようなことはない。とてもすみやすい。雨期、乾期があり、薄手のもの
があっったら基本的に住みやすい。内戦が終わって家庭をもつ。大統領が変わり、
内戦が収まって安定しているが産業が十分ではない。電気代、水道代ばかになら
ない金額になる。だいたい水を汲みに行く。田舎では、水汲みは、女性と子供の仕事。
学業は、男の子をやりたいので、女性に学費あげられず、5,6年生で女の子は停学。
ある程度のところまで政府が学校の教育費をただにしてくれると言っているが、
ほかにも費用が必要。水を汲みに行くための時間もけっこうかかる。水道管の整備も
始まった。田舎の方までは手が届かない。政府援助は首都は良いが、地方は部族の
王がおり、いい暮らしをしているわけではなく、格差がある。ウガンダでは内戦が
ストップしているので、もう少し技術的なものを整備してほしい。電気代もものすごく高い。
アミン大統領より追い出されたインド人、帰ってもいいというが、帰りたくはない。
インド人工場は荒廃。ダム、工場があったが稼動していない。今戻ってきているインド人は
スーパーなど、利益は自国に送っている。自分たちで自立できるだけの産業が発展していない。
実際あってないような給料。副学長がタクシードライバーをしている。仕事をやれている人は
まだ良い。自分たちで持っている資源はあるが、国境近くの資源は隣の国は俺のものだと
言ってくる。開発は十分に行っていない。資源を十分に掘り当てられていない。
1年中お日様が出ている。ソーラー発電に日本は信用があるので、技術を提供してくれれば
良いが、中国が援助しているが怖い。彼らも日本製品に信用を置いている。
最先端の技術でなくて。中国がアフリカに支援し始めていて怖い。高い技術を持っても活かせ
ない。日本のシルバー、熟練した技術がある人。細かいノウハウを教えてほしい。大工も高い
教育を受けた人たちでないほうが良い。日本はアフリカ大陸を侵略したことがなく文化も言葉も
似ている。50音がある。大統領の発音、東北のおじいちゃんかなと思うくらい聞きにくい英語では
ない。発音が同じベースにある。日本に対して、違和感がない。アフリカを身近に感じる。西洋の
白人と違う感覚で接してくれる。近い将来、日本に影響があるのではないか。
JFFSI事務局長 佐桑史基氏
ミャンマー「サイクロンの現状と支援」
自己紹介:韓国に6年間留学。日本と違って韓国はボランティアが盛ん。日本は遅れている。
オートバイで韓国を回りながらボランティア活動。韓国を三周回る。韓国、フィリピン、カンボジアなど。
2008年6月14~21日被災地に入る。ミャンマー、ビジネスビザで入国。広島の檜田院長と一緒に。
人口4800万人。今回はヤンゴンの南の田園地帯にサイクロンが来た。
1、 77738人死亡。不明者と合わせるとおそらく13万名。ミャンマー史上最大の天災。
過去最大であり滞在期間が長かった。官民ともに対策がなかった。通過まで2日間。
10時間で水かさが9m高くなった。30分で吸引された。
2、 家の造りが弱い。葉と枝の家。災害を知らせるシステム、経験、危機意識がなく非難が
遅れた。夜遅くに上陸。被害後の対策もない。食料がない。海外からの支援の受付が遅れた。
3、 DDT村。全家屋が倒壊。死者50人。家が30度傾いて直すことができない。粘土状の土
で足がぬかるむ。レンガで道を造る。栄養不足がほとんど。食べるものがなくて体力が奪われ病気が
発生しかかっていた。抗生物質は必要ない。食料の供給が必要。伝染病の可能性。
今後も温暖化によるサイクロンをどうするのか。ミャンマーの3ヵ年計画。第一は食料。第二は
住宅などの建設。第三はインフラ。大使館で。インフラ整備、寺院を公共施設として使う。電力の
技術。ダムではなく川の水力を活かした発電。医療技術の移転。報道されなくなったが解決されている
のではない。340億円国連から支援をする。ミャンマー政府に企業のリーダーが集められた。家を
作るよう命令を受けた。ミャンマー政府はそれで支援活動をしているということにしていると聞いた。
報道されなかった「今」、一番苦しく、助けを呼んでいる。日本に住んでいる「私」にできることがある。
小さな意識と支援の手がさしのべられれば、救えることを実感。今後小さいながらでも活動を
やって行きたいと思う。
一色:日本語を海外で外国語で教える横山先生。文化を伝えるもの。指導を受けると8時間で
先生になれる。
横山:横山ダイレクトメソッドの横山。何にももっていないけど来ました。アメリカのコーネル大学で。
世界中で日本語を日本語だけで教えたい。誰にでも教えられる教材を作った。ヘブライ語の合理性
を使って。7冊。日本人がいつでもどこでも誰でも日本の言葉を使って紹介してほしい。
「僕はうなぎだ。」外人は日本語五はわからない。日本語を知っていただくと言うことは日本を知る、
日本の文化を知る非常に大切なこと。今まで一度もできなかったことはない。
休憩:ミニコンサート:佐川守正・比味子氏
市民国連賛歌。作詞作曲高村さん。今日のためにカラオケを作ってきました。
イヨマンテの夜。オーソレミーオ。いつまでも。
平田式トントンボディーケア 西村直子 氏、野口英世記念財団の理事長 田中聖英氏 紹介
水澤心吾氏 紹介 一人芝居。韓国での道が準備されている。
第2部:パネル・ディスカッション
「国際協力の現状と課題」
山元 氏
会場の全員がパネラーということでお願いします。アフリカ53カ国。この集まりはこの中から
コラボレーションが生まれたらいいな。未来学 未来より現在を見る。50年後より今を見る。
国連と一緒にやっていこうとする姿勢は日本は弱い。市民国連、伊勢桃代先生参加している。
市民国連、型をなしてきている。これを利用して、そこより圧力をかけていく。メンバーになると
大使の力を借りて、世界に働きかけることができる。ウガンダ、ガーナを仲間をつくっていく。横と縦。
広瀬輝夫 氏
私は医者。ODAは意味がない。政治家が現場をわかっていない。オランダ70%、日本1.9%しか
お金を出していない。病院、学校、道路をつくる。現地に行っても語学ができない。役に立たない。
ミャンマーは水が必要、住む所が必要。アンゴラ、石油の利権が欲しいためにやっている。
実際に現地を知っている人が役に立つ。救急医療はどうしたらいいか。日本もできていない。
一番は日本の医者が語学ができない。現地に行って医療はなにもしていない。そういうことに
関する考え方が日本は弱い。アンゴラでも石油の利権を取りたいから日本の金を使っている。
ミャンマーも。50億があれば40億はNPOに出したらいい。ODAに福田首相は、NPOに40億、
50億出して学校を作ったりすべきである。
エイズ問題:ジンバエ、南アフリカは30%かかっている。感染していても母親が感染していても、
エイズの薬を使えば80%は子供はかからない。それを日本は援助してはいない。日本の医者、
政府は理解していない。
深刻な問題は水の問題、東南アジアは飲み水がない。感染症の元になる。現地では抗生物質不足。
ワクチンをNGOが無料で配ることが大切。ジフテリア、破傷風、ワクチンを無料で配る。日本人は
注射はできるが、現地で何で苦労しているのかを知らないといけない。
エチオピア、11歳、13歳で子供を産ませる。隔離。オーストラリアはNPOがやっている。現地のために
なる。現地を知らずに報道するのが害になる。衣料も大切だがもっと大切なのは生活。ジャーナリスト、
政治家が非常に害になる。何をしてあげなくてはいけないのか。生活をよくしてあげる。故に、市民国連
を通してやることが大切である。
ハイテクよりローテク。太陽発電。水力発電。風力発電のほうが役に立つ。モロッコ、スペインは風力を
輸出して金を稼いでいる。日本は高いから中国に頼む。中国がどんどん進出。
日本の政治家は、現地を理解できない。モロッコ、エジプトなどは、日本の東洋医学、はり、灸を教えて
やる方がよい。西洋医療よりも東洋医療を持っていく。必要としているものを与える。キリスト教という
宗教を持って来た。キリスト教を輸入してきてアフリカの文化が壊れた。文明を押しつけるのではなく、
困っていることをODA、NGOがやる。NPOにいかに拡大してゆくか。
山元先生、井戸を掘り、水を汲む。ソーラーJapan。アフリカに6台寄付。そのような運動を少しづつやる。
手作りでやる。中国はそれをやっている。ノウハウは教えない。日本がノウハウを教え、ホットしている。
杉下恒夫 氏
経済協力・開発協力。本当に第一線で現場でやってきたという経験はない。新聞記者の半分くらいは
アフリカを専門。40からは開発協力だけを専門にやってきた。そんな記者はNHKにもいない。
第一線がないのが弱点。非常に居心地悪いです。非常に経験豊かな人の中に入った。私はマクロ的な
開発協力、国際会議を取材してきた。NGOがマクロの国際社会の中でどういうことができるか。
現場とマクロの接点。国際社会におけるNGOの役割についてお話できればと思う。
日本、NPO,NGOは萎縮型。日本政府が悪いのではない。ODA,2%。カナダは60%いっている。
日本はNPOできない。能力がなく消化不足している。小規模でやっている。ODAは大規模。
NGO数えるしかない。民間からの提案型。あまり上がってこない。NGOどんどんやってもらいたいが受け皿がない。カナダ、アメリカはNGO,がODAをやってもらう。日本のNGOキャパ上がっていない。ODAのお金は税金。経済が弱い。不明金が多い。善意を持ってやっているが、領収書がない。明瞭な経理。アメリカ、イギリスに留学して、経理を勉強してもらう。法律が変わっていって、NPO,NGOがやりやすくなった。経理がなっていない。団塊の人、一緒にミッシングパートナー。働きかけも大事。JACA知っている。指導してもらう。(山元氏)。オランダは56%NGO出している。アフリカへ、国境なき医師団。オーストラリア、ポーランド、ボランティアの給料多い。
NGO,NPO寄付集まらない。TICAD,洞爺サミットで会議をもったり、交流があったが、政策提言。2つの国際会議、NGOの役割。温暖化、アメリカ環境問題が上がった。裏にNGO現場問題の後押しがあった。シニアボランティア、60歳。実務、資格がある。人材の宝庫。豊田の部長は応援すると言っている。ウガンダ青年協力隊。ジャマイカ、治安に気を配る。ジュニアボランティアほど安全な旅行はない。親が心配する。安全な所しかいかない。シニアボランティア、体力のことがある。過酷な状況。シニア、質がよい。どれだけ出せるか。ODAの予算が4割削られている。シニアボランティア6割縮小されている。シニアボランティア評判がよい。どれだけ出せるか。元気がアフリカ。庶民が躍動している場面が大切。「
山元
正にそのとおりで、今回3人の方が紹介してくださいましたけど。最近日本の女性の活躍がすごいと思う。大脇さん今回の仕掛け人。彼のここ何年間の活躍はすごい。熱心。オーガナイザーとしての機能。
大脇
パンフレットにある未来構想とは何か、市民国連とは何か。やるたびにまとまってくる。自由に話し合える場を作らないといけない。共存共栄の観点で。どういう立場でも力を結集して幸せになる社会を作るためにどうするか、そのために知恵を出そう。そういう流れができた。みな文化の枠組みで見ている。狭い心の牢獄の中にいる。自由な発想、新しいパラダイムで未来を作ろう。平和を作り出すリーダーの養成が必要。それをなす拠点。システム的に国際指導者大学。そのために人材作りのために作る。ビジョンを描くところにある。市民国連ができて。1年くらいお休みしていたが、12月23日に国民の流れを作ろう。
山元
未来学は世界の主流を占めている。50年後から今日を見る。
市民国連。国連と一緒にやっていこうというのが日本人は弱い。ヨーロッパでは活発に活動している。ようやく日本でも市民国連が形になりだした。市民国連をうまく活用していただいて世界に働きかけてほしい。必ず経験値を伝えながら一過性で終わってしまわないように。
山元
現場が遊離したことにお金が消えてしまう。私は井戸を掘ろうとしている。ウガンダの人が太陽発電ほしい。木を切らないために太陽発電を寄付。そういう運動も少しずつやって行きたい。現場で手作りでやるのがいちばん感謝される。中国はそういうことをやっている。日本はお金を出す。中国人はノウハウを絶対教えない。
杉下
日本のODAへの批判。訂正させていただきますと、NGOへの提案型と委託型がある。NGOへはODA予算の2%。これは日本政府が悪いわけではなくNGOができない。ODAは大規模事業でそれをできるのは数えるくらいしかない。民間から提案があがってこない。これをやれるのは大型のNGO、年間収入10億以上。おそらく30くらいしかない。残念ながら受け皿がない。カナダとかアメリカとかのように。マインドもいいし技術もいいし定着していない。去年から政府はキャパシティディベロップメント。アメリカとかイギリスのNGOに留学させる。経理も。使途不明金が多い。税金だから明快な経理が必要。もっと重要なのは知らない人たちがもっとNGOを支える必要がある。政府に近い人間として。中国が日本のお金を使ってやることはない。
山元
私もJICAに申請出したら断られた。最近法律が変わってNGOにやさしくなりつつある。またやり直せば。経理はいっぱいいる。団塊世代を活用。今は日本はNGOが黎明期。熱い志を持った人はたくさんいるので組んでいける。では会場から。
田中
発展途上国。日本の国民自体が反省しなくてはいけないものがたくさんある。日本の医療。日本の問題はボランティア精神がない。オランダは強い。オランダはNGOに56%出している。国境なき医師団。ポーランドも面白い。ポーランドは実際にヨーロッパの26カ国の患者を集めて手術している。日本の厚生省を全部切り替える。ボランティア精神を大きくしてNGOを支える。
岩口
日本のNGOは寄付が集まらず弱い。今回サミット、TICADに事前にNGOが集まって政策提言をしたり政府との交流をした。今回の会議でのNGOの役割。実際に動かしたことがあったか。
杉下
サミットに初めてNGOがかんだのは沖縄から。サミットの成果、TICADの成果にはほとんどなかった。これは地球温暖化がメインテーマになったのはNGOの影響があったかもしれない。ただしサミットの会議の中でどう影響したかは、テーマ選びやアジェンダの比重くらい。TICADも同じ。残念ながら今回の二つの国際会議で影響を及ぼしたかわからないが、あったかもしれないというくらい。
山元
政府も外務省もNGOよりになってきた。同じ場所で別の会議室で平行して講演してきた。じっと聞いている。ずいぶん政府も変わってきている。国際舞台でも話を取り上げている。政府をパートナーとしてやっていく。杉下さんにはアドバイザーになっていただきたい。
羽上
シニアのJICA。どういったレベルの人がアフリカにこられているのか。今後の予定など。
杉下
シニアは大変な人材の宝庫。国際協力における人材供給源。JICAは治安に異常に気を配る。シニアボランティアほど安全な海外旅行はない。外務省ルートを通じて送っているから安全。安全なところにしかいかない。治安のいいところ。体力の問題で年に1人ほどなくなる。その世代はまじめ。シニアは質がいい。どれだけ出せるか。治安の問題。ODA予算は最盛期の6割。縮小の時代。これを拡大できるかと言う問題。非常に評判もいいので増やせたら増やしたい。給料も減ってきているので応募する人もでてくるか。シニアボランティアを増やす、呼ぶ活動をやっていきたい。
感 想
黒河内
一番大切なことは、今日のディスカッション。国連のミニバンのようで一番よかった。今日出たポイントはもっともっと追及していくべきもの。活躍するアフリカ。元気なアフリカ。これは認識不足。庶民が活発に躍動している。そういう場面を作り上げることが大切。これから市民国連として結実してほしい。
中川
アフリカが動いている。ソフトで協力。未来に活用できる教育が重要ではないか。サミットでは日本としては5年間で2000億のODAを2倍に増やす。民間の投資を5年間で1兆円くらいにする。サミットの報告会に行ってきたが、官僚的な発想でやはり今回これだけのお金をアフリカに出すのであれば、ハイテックは必要なくローテックを必要。マラリアの撲滅に帰する。民間のNGOが意見を出し、政府の金を使って草の根の活動をする。個人ががんばることが重要。
一色
皆様方の心が熱く盛り上がったと思います。すばらしい連帯が世界平和のキー。歌の世界は世界共通。子供は未来からの使者である。
タゴールの詩
世界が 狭い国家の壁でばらばらに引き裂かれていないところ。
言葉が 真理の深みから湧きいずるところ。
たゆみない努力が 完成に向かって両腕をさしのべるところ。
理性の清い流れが形骸化した因習の干しからびた砂漠の砂に
吸い込まれ 道を失うことのないところ。
心が怖れをいだかず、頭が漠然と高くもたれているところ。
知識が自由であるところ。
心が ますます広がりゆく思想と行動へと、
御身の手で導かれ前進するところ─
そのような自由の天国へと、
父よ、我が地球を目覚ましめ給え。
─ 詩聖・タゴール (1913,ノーベル文学賞受賞者) (文責:須川・溝垣)