基調講演:「生活改善による疾病予防と医療費」
              -病気になるのを防ぐための心掛け- 要 旨

    日本医療経営学会理事長・元ニューヨーク医科大学教授
     秀明大学名誉教授                廣瀬 輝夫



病気になり医療を受けるよりは、病気に掛かることを防ぐのが良いのが勿論で
ある。

我が国の医療及び介護制度の点では、他の先進国に比較して最も優れているが、
最近ではそれに蔭りが見えている。そこで,世界及び日本の医療状況について
概観を述べる。

また、それと共に人類の半数以上の貧困生活を強いられている原住民には見
られない、近代的生活に伴う生活習慣病(成人病)の数が増加してきており、
それに対する対策は国家社会の施行する近代医療では不可能で、国民自身に
より予防することが必要である。

先ず、近代医療に於ける疾病の分類に付いて述べ、その中で予防が可能である
生活習慣病と言われる高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満症が変性疾患である
血管硬化症からくる心筋梗塞、動脈瘤、脳卒中、末梢血管閉塞、末期糖尿病慮
などや肝硬変更に肝がんに進展するのを阻止することにより、生活の質を改良し、
長寿を真っ当することが望ましい。 

また最近では、一般に通用しているメタボリック・シンドローム(代謝障害症候群)が
生活習慣病の前駆症と言われているので、その定義と生活習慣病にならないように
如何にして生活態度を改善するか、即ちストレス及び過労を避け低塩食、低脂肪食、
菜食繊維食、充分な水分摂取及び適度のなどや一般の人が実行出来る代替医療
に付いて述べる。

 
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